ファッションを研磨する!なりたい自分を模索する!
最近はInstagramやYouTubeでファッションについて教えてくれるので、非常にありがたい時代だ
値段やどこのブランドかまで教えてくれるので、そのまま真似すればお洒落さんの仲間入りができるというわけだ
私もティーンエイジャーたちが綺麗に着飾った洋服を自分も着れるかなーと思い、格安量販店で似ているものを購入しては、鼻をフンフン言わせて仲間入りしたような気になっている
真似しやすく、それなりにキマる
そう、量産型ファッションだ
別に量産型のファッションを悪く言うつもりは全く無い
不意に現れる広大な闇
そう、お洒落砂漠
そこに迷い込んでしまった時、量産型ファッションはオアシスとなる
ここでいう量産型ファッションとは、その時期に流行りまくった格好をのことをさす
まあトレンドだ
私もオアシスの水最高!と、よくガブガブ飲んでいる
だがしかし、周りを見渡してふと気付く
オアシスで水をガブガブしている人間は、ファッションが同じような雰囲気なのだ
実際ファッションは被ると、どこか面白く見えてしまう
量産型ファッションは、その名の通り他人と被るのだ
そこから、またお洒落砂漠を彷徨うことになる
少し前の話をする
私はファッションをサボりまくった時期がある
お洒落砂漠にオアシスがあることを知りながら、みんなの飲んでる水なんていらない!と強がり、外国人のTシャツ・ジーパン最強論を唱えていた
ファッションは何を着るかではなく、誰が着るかだと本気で思い、私はひねくれていた
そんなある日、友達と一泊で遊びに行くことになった
別に気心の知れた友達同士だし!と私は部屋着のような服で適当に荷物を持って出掛けた
一日目は楽しくお酒を飲み、そのままホテルで寝た
事件が起こったのは次の日の朝だった
友達は起きるや否やヘアセットし、香水を付け始めた
私は困惑した
今日は帰るだけじゃないか
私は友達にどうしてそんなに念入りに身支度をするのか尋ねた
すると友達は "エチケットよ" と答えた
私は恥ずかしくなった
私の怠惰は相手に対して失礼だったことに初めて気付かされたのだ
家に帰り、鏡の前に立った私はその情けな姿に怒号を浴びせた
何が外国人のTシャツ・ジーパン最強論だ!
お前は!日本人だろ!!
何を着るかではなく、誰が着るかだと?
お前が着るんだよ!
お前の人生お前しかいねーだろ!!
変に柔らかいペットボトルをギュッと絞った時のようにベコベコに凹んだ私は、ファッションに向き合うことにした
その時お世話になったのが、量産型ファッションだ
いや、今でもすごくお世話になっている
だが、前述したようによく被ってしまうのでそこからの脱却が必要となる
前置きが長くなってしまったが、今回は私が行った量産型ファッションからの脱却の考え方を書こうと思う
お付き合い頂けたら幸いです
そもそも量産型ファッションを通ったことのある人間は、お洒落砂漠に迷い込んだことのある人だと思う
違ったらごめん
私は今でも毎年のようにお洒落砂漠に迷い込む
その際はまず量産型ファッションを学び、その時のトレンドを把握する
次に、私はそこからなりたい自分を考えるようにしている
例えば、私は自分を都会的な人間に見せたいと思っている
現在は地方で田舎暮らしをしているが、育ちは都会なのでそこをファッションで表現したいと思っている
なので、例をあげるとするとスニーカーは履かずに革靴をよく好んで履いている
周りがほとんどスニーカーしか履いていないので、ここで差別化している
理想像は人によって割と違うので、程よく量産型ファッションに混ぜ込む事で被るリスクを抑えることができる
それが個性であり、こだわりが見えるところだ
当然、なりたい自分はこれだ!とやり過ぎれば周りから浮いてしまうこともある
でもファッションなんてTPOさえ弁え、周りに気を遣えたら、あとは自分のテンションの上がる格好をしていればそれでいいと思っている
私も、こんな田舎でそんな格好してどこに行く?と言われる事もある
べつに幼稚園に子どもを送迎しに行くだけだ
笑いたければ笑うがいい
これは先生や子どもに対するエチケットなのだ
私はもうサボらない
【まとめ】
- なりたい自分を見つければ、ファッションの方向性がつかめる
- 量産型ファッションを軸に、なりたい自分に近付けるアイテムを織り込むと、周りと差別化を図れる
- ファッションはエチケット
お洒落は自分を好きになれるきっかけになる!
是非ファッションを楽しんでほしい!
以上!ファッションを研磨する!なりたい自分を模索する!でした!